YouTube 西郷南洲「書懐」

詩吟神風流【公式】YouTube 
二代目総元 岩淵神風先生 吟詠
西郷南洲作「書懐」

音源はカセットテープです。日比谷公会堂で開催された大会会場の客席で録音されたものなので音質は悪いですが、現代にも通じる名言が連なり、詩の心が見事に表現されているのでぜひお聴きください。

「書懐」とあるように、西郷南洲が自分の心を詠んだものです。
日本が未曾有の国難に遭っているとき、天下万民のことを考え奮起しなければならないという確固たる意志を感じます。

後半部分が特に有名です。
「嗚呼 我 二十七 将に一生の半ばを終わらんとす」
西郷南洲がこの詩を詠んだのは27才の時。そのときの思いが、この一節に溢れ出ているのではないでしょうか。神風流ならでは節調です。