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2021
詩吟神風流【公式】YouTube 二代目総元岩淵先生吟詠「清明」
清明とは二十四節気の一つ。4月5日前後。清々しく明るい空気に満ち、花や草木、全てのものが活き活きとする頃と伝えられています。(二十四節気(にじゅうしせっき) | 日本の暦 (ndl.go.jp)より)
「杏花雨」という言葉がありますが、清明の時節の今日、冷たい雨が降りました。
杜牧「清明」の漢詩を思い出します。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、「おもしろきこともなき世をおもしろく」は、幕末の勤皇の志士 高杉晋作の言葉です。
おもしろくない世の中をおもしろく生きるためにどう考えたらよいのか?
それに対して、勤皇家として知られる野村望東尼が下の句を続け、句が完成したといいます。
「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり」
どのような世の中であっても、自分の心の持ち方で変わるのだと。
今の時代にも響く言葉です。
コロナの影響を受け、困難な状況が続いていますが、その現実に立ち向かう方法を教えてくれます。
高杉晋作は約400余の漢詩を残しています。「もし、幕末ではなく、平和な時代に生まれていれば、有名な詩人になっていたであろう」と司馬遼太郎が述べています。
この機会に、高杉晋作の詩吟を紹介したいと思います。
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