YouTube 李白「送友人」

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二代目総元 岩淵神風先生
李白「送友人」

 李白の名詩「友人を送る」を紹介します。

 李白(701~762)は、杜甫と並ぶ唐代の代表的詩人。「送友人」は、李白が旅に出る友人への惜別の情が詠まれています。節付けは、頷聯に神風流の詩吟で「琵琶調」となっています。旅行く友人が遥か彼方へ行ってしまう時の気持ちを「上(シ)」の音が消えゆくことで表現しています。
 
 【詩文の現代語訳】
 青い山並みが町の北郭に横たわり、白く輝く川は町の東側をめぐって流れている。この地で君に別れを告げてしまうと、君は蓬(オカヒジキとよばれるもので、風に吹かれてどこまでも転がって行ってしまう草の例え。根無し草。)のように万里の彼方へとさすらい行くのだ。
 浮雲は遊子(旅立つ人)の心で、落日は私の心。(空に浮かぶあの雲は君の心のようで、落ちゆく太陽は別れを惜しむ私の心をあらわしている。)手をふりながら、君がこの地から去って行こうとすると、別れゆく馬までがもの悲しくいなないているではないか。